このニュースレターでは、JPRiDE 代表青山より
新商品の開発状況をお知らせいたします。
新商品は、
4次元ポケットから出て来た様な、
音楽好きのリスナーの願いを叶えるイヤホン。
そんなプロダクトがもうすぐ完成します。
(開発中のトラブルと、そこからのリカバリーを経て)
さて、
皆さまも経験がおありだと思いますが、
およそ、予定というモノは、遅れてしまうモノです。
特に、商品開発というのは予定通りには進まず、
必ずといっていいほど遅れるモノです。
ただ、
今回の遅れ方は、ピリっと一味違いました。
当初、2022年中盤のリリースを目指していた
JPRiDE の新商品は、
ざっと、こんなトラブルに見舞われました。
◯ 突然の、取引先の(計画的な)倒産
◯ 当方の開発中商品も含めた資産の凍結・差し押さえ
◯ 長い長い国際裁判
(まだ終わってません。おそらく何も取り返せません)
◯ 競売に出される(勝手に売り飛ばされる)自分の商品
(詳しく書くともっと面白いエピソードがあるのですが、
長くなりすぎるので割愛します)
もう、実に刺激的です。
笑うしかありません(泣)。
少なくない金額をロスし、このトラブルを誰かのせいにしたくもなりました。
二度ほど、事業をやめようかとも思いました。
実際、開発中のイヤホンが
“どこにでもある普通のイヤホン” だったら、
そうしていたかもしれません。
ですが、
開発していた【サウンドメイクイヤホン】は、
「これだけは絶対に世に出したい」
「こんなイヤホンが欲しい、と、
私自身がドラ◯もんにでも頼みたい」
そんなイヤホンでした。
だから、
やめるワケにはいきませんでした。
気持ちが前を向くまでに時間がかかりましたが、新たに製造委託先の開拓から再スタート、
プロジェクトはゼロから立ち上げなおし、、、
半ば無理やり、
これは ” いいきっかけ” だと思う事にしました。
そして、
どうせ転んでから立ち上がるなら、
ただでは起きたくない。
立ち上がった時、今までより成長していないと意味がない
(私は少年ジャンプを読んで大人になったので、敗北の後はもっと強くなるという神話を信じています)。
ですので、
JPRiDE としてリリースするプロダクトに対し、
今までよりキツイ ”制約と誓約” を導入しての
再起動を試みました。
具体的には、
モノづくりの基準を今までよりも厳しく見直し、
もっと音がいい、
しかも、
“それだけじゃないモノ”
だけをリリースする事。
当然、それに届かない過去の商品は全て廃番にする。
そういった事です。(おかげで、商品ラインナップはずいぶんとシンプルになりそうです)
時は流れ、、、
もう少しで完成しそうなのが、
【サウンドメイクイヤホン】model i ANC
です。
災い転じて福となす、とか、
雨降って地固まる、なんて言葉があります。
今回の新商品しかりで、
トラブルに見舞われてゼロからやり直していなければ、
おそらく、ここまでの完成度になっていません。
JPRiDE の過去のプロダクト(有線モデルも含め)や、
マーケットに出回る大半のイヤホンとも、
一味も二味も違うイヤホンです。
あと数ヶ月、、、
詳細は、リリースの際にお伝えいたします。
是非、チェックしてください。
そして、よかったら一台手に入れてください。
わざわざこのお手紙を読んでくれたあなたなら、
きっと気に入っていただけると思います!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
次のお手紙が、正式なリリースのお知らせとなる事、
そして、それまでにもう一度、
モノづくりの委託先が倒産などしない事を祈りながら、、、
2022.11.12 JPRiDE 代表 青山淳一