現在、”イヤホン”、特に ”ワイヤレスイヤホン” と検索をすると本当に多くの商品が検索ヒットします。
なぜ、こんなにたくさんの種類の商品があるかというと、今、この分野は ”成長分野” として注目を集めていて、
多くの新規参入があるからです。
その多くは ”音好き” だからイヤホンを作っているのではなく、ビジネスとして、言い方をかえると、お金が儲かりそうだから、という理由で参入してきます。
イヤホンを初めて作る、という様なメーカーさえも多いのが現状です。
実際、製造委託などで、イヤホン=音が鳴る モノを作る事は、簡単にできます。
しかし、音楽的な ”いい音” を鳴らすモノづくりは出来ません。
音づくりは、通信や信号処理、そして、音響面(形状、材質、製法、など、相互に影響しあう、無限といってもいい位のアコースティック要素)の技術を理解し、狙って音質を仕上げる。。。いわば、音響エンジニアの職人芸とも言える蓄積がモノを言う分野です。
見た目は真似できても、音づくりを真似する事は、出来ないのです。
音の視聴をする事ができないオンラインでのお買い物の場合
「葉っぱを森で見つけなければいけない」状況があります
。
というのは、
1)多くの商品がありすぎて、音に本当にこだわっているメーカーの商品と、
売れればいい、という姿勢で取り組んでいるメーカーの区別がつきにくい事
さらに、
2)ネット上では、それほど 良くないモノ が スゴく良く見える様に、
自作自演のレビュー投稿が横行している(実際に、数百件、数千件単位でサクラレビューが投稿され、
特にアマゾンでは、
検索結果の上位の商品のほとんど全てがこうした不正を行っています)
私達、 JPRiDE は、全員が “音好きだから” という理由で動いています。
儲かりそう、という理由で企画される商品はひとつもありません。
そんなコダワリを持ったイヤホンについて、視聴ができないネットを通して、どうやって伝えるか、
私達は数年来、この課題に考えを巡らせています。。。
PS.
不正レビューなどを見抜くの方法の一つが、、、
これも実は、商品レビュー だったりします。
なぜか、というと、、、、
みんな、厚化粧をしすぎているのです。
不正な自作自演レビューの投稿は、
少し読めばすぐに分かると思います。
良すぎる、褒めすぎる、その割に内容が薄い、、、
短期間で件数が多すぎる、、、
などなど、音に対する経験不足を補う為に、ネット上の厚化粧で商品を良く見せる、
そのために、数百件単位で自作のレビューを投稿しまくっている分、内容がスカスカなのです。
今は、そうしたモノを見破るツールも開発されているようで、
海外製ですが、URLを入力するだけの簡単なツールがあります。
https://reviewmeta.com/
国内にもいくつかツールがありますが、それらは精度は高くないようです。
ご興味ありましたらチェックしてみて下さい。